京阪鋼材株式会社

事業内容

東日本大震災、熊本地震など、自然災害の度にクローズアップされるのが、
製造業におけるサプライチェーンの寸断です。
ジャスト・イン・タイム納品を採用する企業の多い日本では特に寸断が大きくなります。
ただ、それは災害時だけのことではありません。
通常時でも、サプライチェーンの寸断は我々のすぐ近くで、静かに広がっています。

日本の製造業は大手メーカーを頂点として
それを支える中小企業、零細企業によって成り立っています。
しかし今、こういった小規模事業者が後継者不足により廃業する例が増えています。
これによってサプライチェーンが寸断され、今までの商流では物が入りにくくなり、
新たな協力会社を探さなければならない事態があちこちで起こっています。
もう一つ、製造業の現場での大きな問題は、人材不足です。
少子高齢化により生産年齢人口が減少し、製造業を志す若者も減っています。
このことは、長年の経験で培われ、日本の「ものづくり」を支えて来た
匠の技と貴重なノウハウの寸断を意味しています。

製造業を巡る、このような厳しい環境変化の中、
私たち京阪鋼材は微力ながら、
日本のものづくりの伝統を明日に伝えるために、
そして世界の製造業の発展に貢献するために、すべての力を注ぎます。
単なる鋼材販売の枠にとどまらず、
鋼材加工のプロフェッショナルとして、
幅広いネットワークでサプライチェーンの一角を担うハブとして、
様々な顔でお客様のあらゆるニーズにワンストップでお応えし、
お客様の課題を一緒に解決する存在でありたいと考えております。