当社のこだわり
京阪鋼材は、鋼材に対して、加工に対して、日々こだわりを持って仕事を進めています。たとえばこんなことがありました。
精度へのこだわり
あるお客様から約2トンのフラットバーを切断してほしいというご注文がありました。切断公差(加工の中で許される誤差)は0.5mmというご依頼だったのですが、いざ加工してみると一部の商品に0.7mmの誤差がありました。お客様のご要望に応えられない商品だったので、すべての商品を新たに公差内に切り直して納品しました。
複雑な加工へのこだわり
大阪市内のあるビルの建設に使う鋼材を受注しました。そのビルは一部に円形の窓があり、サッシの下地に使う鋼材の切断を請け負いました。四角窓であれば同じ形状の鋼材が使えるのですが、円形の場合は鋼材の長さが一本一本違います。更に角度切りが必要なのですが、その角度もすべてばらばらでした。当社の切断担当者は、その複雑な加工を完璧にやり遂げ、お客様からお褒めの言葉をいただきました。
完成した姿を想像する
私たちが日々販売している鋼材は、さらに鉄工所様で加工されることで部品や製品になります。そのため、日々の仕事をただこなしているだけでは、鋼材が何になって、どのように人々の、社会の役に立っているのかわからないことがあります。ですから、できるだけ鋼材の用途や場所などを伺い、完成した姿を想像しながら仕事をしています。たとえば建築用の材料などでお客様から「『○○ビル』の材料の注文だよ」と教えていただき、そのビルが完成したのを見ると、非常に感慨深くなります。そのビルで働く人、ショッピングに来た人、食事に来た人、すべての人の笑顔を想像すると、この仕事をやっていてよかったなと思えます。
そんなこだわりを持っているのが私たち、京阪鋼材です。